ホラクラシー憲法を5分で理解する

前回執筆した ホラクラシー組織への誤解と本当の意味 では、「ホラクラシー組織」という言葉が「ルールがなく、フラットで上司がいない組織」のことではないということを書いた。ホラクラシーとは、ホラクラシー憲法という組織に関する法律に基づいて組織運営をおこなうフレームワークのようなもので、いわば組織構造のOSのひとつだ。ホラクラシー憲法は翻訳すると3記事にまたがるほど長いもので、これを理解するには骨が折れるため、未だその実態が何なのか理解されていないのが現実だ。

そこで、今回の記事ではホラクラシー憲法におけるルールや機能をわかりやすく箇条書きでまとめていく。LAPRASのホラクラシー公開組織図を参考にすると理解が深まるだろう。

基礎の基礎

  • ひずみ(英語だと Tension)とは、理想と現実のギャップのこと。ホラクラシーは、組織内のひずみの最小化を目指している。

ロール

  • ロールは、目的領域(ドメイン)・責務 の3つの要素を持つ。
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オフィスインテリアロールの目的・ドメイン・責務

サークル・任命

  • どんなサークルにも、Lead Link, RepLink, Secretary , Facilitator の4つのロールがある。
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  • サークル内のロールの作成や編集・削除は、Lead Link でも行うことができない。
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LAPRAS SCOUT サークルの組織図。サークル内の”Alg” , “Crawler ” といったサークルがサブサークルだ。

2つのミーティング

  • ホラクラシー組織には、憲法上で規定されたミーティングが2つある。ガバナンスミーティングタクティカルミーティング

細かいこと

  • ロールに複数人メンバーがアサインされている場合、全員がドメインへのアクセス権を持っている。なので、ロールにアサインされている誰か一人に許可を取れば、そのドメインにアクセスできる。

(5分で読めるかは怪しいが)これが、可能な限りホラクラシー憲法をシンプルに解説したものだ。そのため簡略化した部分も多いので、詳しい規定については憲法の訳版を御覧いただきたい。

CEO & Product Manager at LAPRAS Inc. / MSc in Artificial Intelligence at University of Edinburgh / Alumni of KUIS(Kyoto University Information Science)

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